完全暗号
完 全 暗 号
情報理論的安全性に基づく「完全な暗号」
Complete Cipher は、攻撃者の計算能力や将来の技術進展に依存しない、
情報理論的安全性に基づいて設計された暗号技術です。
AI や量子コンピュータの登場によって、
「計算量に依存する安全性」が限界を迎えつつある現在、
Complete Cipher は、暗号技術の前提そのものを再定義します。
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なぜ既存の暗号は限界を迎えたのか
インターネットは、社会・経済・行政・医療など、あらゆる活動の基盤となりました。
一方で、ネットワーク上の不正行為や金銭的被害は、現在では複数兆ドル規模に達していると報告されています。
2009 年、世界経済フォーラム(ダボス会議)において、
オンライン上の盗難被害が 年間 1 兆ドル規模 に達していることが指摘されました。
本来であれば、技術の進展とともに減少しているはずの被害は、
その後も拡大を続けています。
この背景には、現在広く使われている多くの暗号技術が、
「攻撃者の計算能力が有限である」ことを前提に設計されているという構造的な問題があります。
AI の進展や量子コンピュータ研究の加速により、
「将来どこまで計算能力が高まるのか」を前提にした安全設計は、
長期的には成立しにくくなっています。
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情報理論的安全性とは何か
情報理論的安全性とは、
攻撃者が無限の計算能力を持っていたとしても、情報が理論上解読できない
という性質に基づく安全性の考え方です。
これは、
- 計算時間の長さ
- 計算資源の制約
- 将来の技術進展
といった要素に依存しません。
この考え方は、暗号理論の分野において長年研究されてきたものであり、
「解けないと想定する」のではなく、
「原理的に解けない」ことを安全性の基盤とする点に特徴があります。
Cipher Core は、この情報理論的安全性を、
現代の情報通信環境において再評価すべき設計原則であると考えています。
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情報理論的安全性に基づく完全暗号
“Complete Cipher”
Complete Cipher は、
暗号技術を「強度の競争」としてではなく、
「安全性の前提条件そのものを再定義する技術」として捉える設計思想です。
具体的には、
- 計算能力の上限を仮定しない
- 将来の技術進展を安全性の前提に含めない
- 通信内容そのものを理論的に秘匿する
といった考え方を基礎に置いています。
AI や量子コンピュータの進展により、「計算能力に依存した安全性」は、もはや長期的な前提とはなり得ません。
Cipher Core が提唱する Complete Cipher は、
攻撃者の計算能力や将来の技術進展を安全性の前提に含めない、
情報理論的安全性に基づく完全な暗号設計思想です。
この設計思想を、
研究室の理論に留めるのではなく、
実社会で機能する技術として提供すること。
それが Cipher Core の使命です。
情報理論的安全性は、
単なる暗号方式ではなく、
情報セキュリティの前提そのものをどう定義するかという
設計思想の問題でもあります。
Complete Cipher がどのような思想のもとに設計されているのかは、
以下のページで詳しく説明しています。
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Complete Cipher の成立背景
情報理論的安全性に基づく完全暗号の概念は、
長年にわたる暗号理論研究の中で段階的に整理されてきました。
- 1949 年:理論的基盤が示され
- 2005 年:残されていた課題が整理され
- 現代の通信環境に適合させる形で再構築
されてきたものです。
Complete Cipher は、
理論としては完成していながら、
実社会において提供されることはありませんでした。
Cipher Core は、
この設計思想をもはや研究の対象に留めるべきではないと判断し、
社会実装を前提とした技術開発を進めています。
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技術・製品への展開
Cipher Core は、
Complete Cipher を抽象的な概念として語るのではなく、通信・認証・データ保護といった具体的な用途に落とし込み、段階的に実装しています。
この設計思想を基盤として開発・提供している現在の製品および開発中技術については、以下のページをご覧ください。
情報理論的安全性に基づく完全な暗号 “Complete Cipher” にご興味のある方は、 お気軽にお問い合わせください。

