コンピュータや通信技術が発達し、情報化社会と呼ばれるようになって数十年が経ちました。
しかしいまだほとんどの国々で、情報を守るセキュリティ技術は、ほんの入り口のサイバーセキュリティの段階にとどまり、その先はどうして良いか分からず、右往左往、挫折しているケースが多くみられます。
この最大の原因は、情報セキュリティの要とされる暗号技術が未完成で、それゆえ、対策もいたちごっこにならざるを得なかったことによります。

情報セキュリティ上の４つの脅威

基本的な情報セキュリティ対策も満足にできないまま迎えた21世紀、現在の情報化社会を　根底から破壊しかねない新たな脅威が目前に迫ってきました。

“AI”と”量子コンピュータ”

従来の4つの情報セキュリティ的脅威を増幅し、情報を汚染しはじめました。しかも驚異的なスピードで。

“AI”と“量子コンピュータ”の脅威を排除できる技術は、私たちだけが提供できる、情報理論的安全性に基づく完全な暗号 “Complete Cipher” (※) しかありません。

1949年に半分が、そして2005年に残りの半分がすでに完成している、 “Complete Cipher”を、もはや隠したままにしておくことはできません。今こそ人類のために提供すべきと覚悟を決め、2021年12月にサイファ・コア株式会社を、続いてCIPHER-CORE, Inc.を設立しました。

(※) 攻撃者が無限の計算能力を有している場合や盗聴が行われる場合にも保証される強力な性質を持つ暗号技術