明治大学金融紫紺会の定例総会・セミナーが2026年5月27日(水)、明治大学駿河台キャンパス 紫紺館(東京都千代田区)にて、開催され、当社代表取締役CEO 中村宇利が登壇いたしました。

明治大学金融紫紺会について
明治大学金融紫紺会は、銀行・証券・保険・資産運用・FinTechなど金融各分野の明治大学OB・OGを中心とした校友組織です。会長は なかのアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 中野晴啓 氏が務めています。
当日は金融・投資・学術分野の有識者が一堂に会しました。
なかでも、LGTウェルスマネジメント信託株式会社 ディレクター 大久保学 氏、株式会社東海東京インテリジェンス・ラボ マーケットアナリスト 池本卓麻 氏、明治大学商学部 専任教授 出見世信之 博士(商学)などが参加されました。
「明治大学完全暗号研究会」の発足
また、セミナーに先立って開催された総会において、同会に設置され、分散型金融の分析・社会課題解決型インフラ構築、近年市場拡大が著しい「RWA」の研究等、企業と連携した社会課題の解決に資する取り組みを研究する明治大学ブロックチェーン研究会を「明治大学完全暗号研究会 Meiji University Complete Cipher Research Forum」へ名称変更することが正式に決定されました。
DeFi・デジタル通貨・分散台帳技術への関心から、より広義の情報セキュリティへと研究射程を広げるこの決定は、量子コンピュータの実用化を目前に控えた現在の時代認識を反映するものといえます。

講演内容:「量子コンピュータ実装時代に不可欠な情報セキュリティ」
ー完全暗号が護る世界と、新たな金融の可能性ー
定例セミナーのテーマは、「量子コンピュータ実装時代に不可欠な情報セキュリティ ―完全暗号が護る世界と、新たな金融の可能性―」でした。
中村はまず、既存の暗号技術が量子コンピュータの脅威に対して本質的に脆弱である点を問題提起しました。そのうえで、当社が独自開発した 完全暗号(Complete Cipher)の情報理論的安全性と、その実装可能性について詳説しました。
講演では、1956年の第1回ダートマス会議でAIの礎を築いたマービン・ミンスキー教授らとの学術的なつながりにも触れ、完全暗号の技術的ルーツが半世紀以上にわたる知の系譜の上に立つことが示されました。
さらに、完全暗号が金融インフラ・デジタル通貨・個人情報保護にもたらす可能性についても提言を行いました。加えて、完全暗号が拓く新たな金融の在り方についても言及し、講演終了後も参加者からの質問が途絶えず、高い関心を集めました。
明治大学金融紫紺会との連携と今後の取り組み
当社は今後も、金融・産業・学術界との対話を通じて、完全暗号の社会実装を積極的に推進してまいります。




